ピアノが不要になった場合に、どのようなところに注意すれば高額買取をしてもらえるのでしょうか?

ピアノの構造はどのようになっているの?

2018年11月08日 17時39分

現在の一般的なピアノは88の音が出せるような構造になっており、1つの音に対する弦の数は最低音域では1本になっています。低音域では2本・中音域はで3本が普通です。弦のトータルはなんと200本以上にもなるのです。
 
特殊な鋼線でミュージックワイヤーと呼ばれます。低音域では質量を増やす必要がありますから、銅線を巻き付けています。1本当たりの張力は70キログラムから80キログラムですから、ピアノに貼っている全ての弦の張力は20トンにもなります。
 
ピアノが今のように音量を出せるようになったのは、ミュージックワイヤーと金属のフレームが使用されるようになったからです。この金属のフレームと木製のケース・足・弦・アクション機能などによってピアノの重さは他の楽器と比べてとても重いです。アップライトピアノの場合は150キログラムから250キログラム・グランドピアノの場合は250キログラム以上にもなります。コンサート用のグランドピアノならば500キログラムをオーバーします。
 
鍵盤・ハンマーアクション
ピアノの鍵盤を叩くと、連動しているパーツが力を伝えてハンマーが弦を叩いて振動させますが、この仕組みを「アクション」と呼ばれています。1つの音を出すために、70から80のパーツが必要です。アクションは木・羊毛・布・金属などのパーツから出来ています。湿度や温度などからも影響を受けやすいです。細かい調整によってバランスを保つようになっています。
 
演奏するとしないに関係なく消耗したり調整が乱れたりします。同じアコーステック系のグランドピアノとアップライトピアノでも違いがあります。水平に張られている弦を下から叩くグランドピアノと垂直に張られた弦を前後運動で叩くメカニズムの縦型のアップライトはアクションの機構も違います。
 
グランドピアノの場合はハンマーの水平運動で音がでます。ハンマーの自重がありますから、スピーディーに戻ります。だから素早い連打があってもついてきてくれます。プロフェッショナルな高度な演奏テクニックや表現力も応えてくれるわけです。
 
鍵盤は木で出来ていますが、従来、白鍵部分は象牙を貼っていたり、黒鍵部分には黒檀を貼っていたりしました。しかし、現在では合成樹脂、人工象牙・人工黒檀を使うことが一般的です。
 
ペダル
2本か3本のペダルがピアノにはあります。
 
一番右のペダルは「ダンパーペダル」と呼ばれています。
踏むとダンパーが離れて音が伸び、ペダルを離すとダンバーが戻り、音が止まります。踏み込みを半分にすると音の反響をコントロールできるわけです。
 
一番左のペダルは「ソフトペダル」または「シフトペダル」と呼ばれています。
鍵盤とアクションが少し右側にスライドします。弦を叩いている普段の位置から少しずれます。ハンマーフェルトの柔らかい部分で打弦しますから少し音色が変わります。アップライトピアノの場合は、ハンマーと弦の距離が短くなりますから、少し音量が弱くなる特徴があります。
 
中央にあるペダルは、グランドピアノの場合は「ソステヌートペダル」と呼ばれます。特定の音を弾いた直後にソステヌートペダルを踏むと、その音だけを限定に伸ばすことができます。右側のダンパーペダルを使った場合にハーモニーが濁ってしまう場合があります。その時には、このペダルを使います。また、音域の離れたところの1音だけ残しておきたい場合も、ソステヌートペダルを使う場合があります。
 
アップライトピアノの場合は「弱音ペダル」とも呼ばれます。夜間練習をする場合に踏むことが多いです。弦とハンマーの間にフェルトを挟むことで音を弱くする機能があります。踏み込んだペダルを左右どちらかにずらせばロックされます。ずっと踏みっぱなしの状態を維持するようになっているのです。
ペダルの使い方はこのようになっていますのでご理解いただけたでしょう。